はじめまして。
当サイトを訪れていただきありがとうございます。
ブログ運営者のShunです。
プロフィールで紹介している通り、僕は現在TOEIC学習アドバイザーとしてTOEICのスコアアップにつながる知識の情報発信や、TOEICの勉強でお困りの方を学習面でサポートする活動を行なっています。(主に個別のお客様へのレッスンと語学学校でのTOEIC講師です。)
自分自身、英語学習者及び指導者という意味では、まだまだ努力が必要だと感じていますが、
これまでに英検1級取得、TOIEC990点(満点)を達成し、会話においてはネイティブスピーカーの方から「帰国子女みたいだね。」と言ってもらえるくらいまでの英語力を手に入れることができました。
ですが、僕は帰国子女でもありませんし最初から英語ができたわけでもありません。
人見知りな性格にも原因がありましたが、それこそ大学に入るまでは、一言もまともに英語を話せないし、そもそも英語を話すこと自体が怖いという状態。
街中で困っている外国人の方を見かけても、あの会話にならない気まずさが苦手だったので、
話しかけられないよう目をそらしてスッとその場を離れたりしていたのを今でも覚えています。
「話し掛けたい、、、でもうまく会話できなかったらどうしよう、、、(立ち去る)、、、あぁ、またダメだった。でも本当は話し掛けたいのに。。。悔しい!!!」の無限ループでした。笑
だけど、やっぱり心の中では「外国人と笑顔を交わしながら流暢に英語を話している自分」。。。そんな憧れをずっと抱いていました。
人見知りだった僕が英会話の楽しさに目覚めたきっかけ
そんな時に、僕は大学のとある英語の授業で忘れられない経験をすることになります。
時は、高校卒業後。外国語大学に進学することが決まり、初めての授業に出席した時のことです。
(この頃は、シャイな性格も変えたいし、留学をして自分の意見を英語でしっかり伝えられる人間になるんだ!とめちゃくちゃ意気込んでいました 笑)
その授業は、アメリカ人の教授が教えているクラスで日本語厳禁。「英語ONLY!!」で行われるという、僕にとっては今までに経験したことのないものでした。
クラス初日。。。
担当の教授はこれから授業で使う2冊の本を机の上に出すよう生徒に指示しました。(ここまでは大丈夫。リスニングならちょっとはいける!!笑)
しかしその後、教授はゆっくりと教室の中を一周しながら、机の上に置かれた2冊の教科書を指さし、どちらが面白そうか一人ひとりの生徒に尋ねていきました。
やがて僕の順番も回ってきます。
英語話せないよ(・・;
ヤバいよ、まじで。。。
正直そんな心境でした。
「Which one (book) looks more interesting to you?(どっちの本が面白そうに見える?)」。
心臓バクバクだったので正確には思い出せませんが、教授の質問は確かこんな感じだったと思います。
とまどいながら僕が、
「… This one.(こっち)」
という言葉を絞り出すと、
その教授は、「Oh, this one!? Ok, great!(そうか、こっちか!?、いいね!) 」と僕の返事を優しく受け止めてくれました。
英会話の勉強をしているとよく、「自分で学習したフレーズが口から出てくると、震えるように嬉しい」という経験をする時があると聞きますが、僕がその瞬間を感じたのは正にこの時だったと思います。
本当にたった2語で一言「This one.」と言えたことが嬉しくて (教授の反応がありがたかった!)、それから僕は英会話の勉強にのめり込んでいきました。
もちろん簡単なことばかりではなかったし、失敗に対する恐怖心からどうしても英語を人前で口にすることができなかったことや、誤った英会話で恥ずかしい思いをしたこともたくさんありました。
もっと言うと、僕の大学のクラスには帰国子女でブリティッシュアクセントまでマスターしている子や、高校時代から討論は英語でやっていたからプレゼン楽勝、というような当時の僕からするといわゆる怪物たちも何人かいました。
そんな中で「This one.」がやっと言えるくらいで、まともに英語で会話できない僕は、クラスの誰から見ても英語が突出してできるようになるような逸材ではなかったと思います。
でも、自分なりの強みが欲しかったし、何より「英語で自分の思いをきちんと伝えられる人」になりたかった。。。
あの初めての授業での出来事は「この大学での時間を使って、英語の勉強を本気でやり抜いてやる!」という決意のきっかけを僕に与えてくれるものでした。
それからというもの僕は、
- どれだけバイトで遅くなっても毎授業の1時間前通学&予習・復習
- 土日はほとんど図書館にこもって授業の予習&復習&留学準備
- バイトで貯めたお金を全額叩いてホームステイ・夏休み海外生活
- アメリカの4年制大学への編入・卒業
- 一部上場企業での勤務や、外資系企業での通訳・翻訳業務などを経験
などなど。
決して自慢したいとかでもなんでもなく、僕にとって「本気で自分を変える」ためにはこれくらいの気合いと努力の量が必要だったのだと思います。
もちろん、上に挙げた項目の中でも全てが上手くいっていた訳ではありませんし、途中挫折もしまくって心も折れまくっています。(このあたりの話は別の機会にお話しします。)
ですが、英語学習から発展して自分の世界が広がったこと。そして、本当に色々な経験ができて色々な世界の人々と出会えたことは、今の自分に間違いなく大きな自信を与えてくれています!
だから今度は、こういった「自分なりの成功体験を一人でも多くの人に味わってもらいたい。」そんな想いから、現在TOEIC試験のスコアアップをお手伝いする仕事にも携わっています。
このサイトを通じて伝えたいこと
英会話の勉強を始めるきっかけは人それぞれでしょう。英話が話せるようになりたいと思う人もいれば、TOEICや英検のような資格試験の対策がしたいという方もいらっしゃいます。
当時の僕のように「留学を通して自分を高めたい」という人もいるでしょうし、就職や昇進で「どうしてもスコアアップが必要なんだ!」など様々でしょう。
どのような方が訪れて下さるにせよ、このブログは「一度しっかりとした英語力を手に入れることができたら、それは 一生モノのスキル となって、あなたの世界を今後ずっと広げていってくれる」という僕自身の信念に基づいて運営されているサイトです。
- 5点でも10点でもTOEICの点数を上げたい!
- 小手先のテクニックではなく、一生モノの英語力を身に付けたい!
そんな想いを持った方に届いてくれればとても嬉しく思います。
また、このサイトをきっかけに英語の勉強を始める人が増え、その楽しさを共有できる人が一人でも多くなることを願っています。
当サイトの記事に関する質問や勉強の相談などがありましたら、お気軽にメッセージお待ちしています!