オーストラリア・シドニーの一番の魅力と言ったらやはりその美しい港。
もし、シドニー市街地に宿泊している方に「1日観光する時間があるのだけど、オススメの観光地はどこ?」と聞かれたとしましょう。
僕であれば、まずフェリー乗り放題のパスを使って観光地を周るこの海辺周遊コースをオススメします。
[ptimeline color=”yellow”]
[ti label=”STEP1″ title=”Darling Harbour, Pier 26″]・キャプテン・クッククルーズ乗船[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”Taronga Zoo Sydney”]・タロンガ動物園[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”Manly”]・マンリービーチ[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”Watsons Bay”]・サウスヘッド・ウォーキングトレイル
・灯台”ホーンビー・ライトハウス”[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”Darling Harbour or Circular Quay”]・世界三大美港に数えられる綺麗な港を満喫[/ti]
[/ptimeline]
オーストラリア固有の動物あり、ビーチあり、オペラハウスあり、そして街を一望できる夜景ありの贅沢な観光コース。
この記事では、そんな海辺の旅プランをご紹介していきます。
シドニーのフェリー観光なら”2day pass”が超お得!
シドニーの海辺周遊コースで観光するならまずオススメしたいのがキャプテン・クッククルーズの運行するフェリーサービスの “2Day Pass”「Hop on/Hop off」です。
これは簡単に言うと2日間乗り放題・下り放題のフェリー乗車券。
観光地(タロンガ動物園など)の入場料の割引オプション付きで購入できるので海沿いを観光する方は始めに買っておくとお得です。
“キャプテン・クック” クルーズ – 2day Pass「Hop on / Hop off」 | |
2 Day Pass | $50〜 (約3,600円〜) |
★2 Day Pass + アトラクション | $55〜 (約4,000円〜) ←おすすめ |
2 Day Pass + ホエール・ウォッチング | $89〜 (約6,500円〜) |
★Taronga Zooとのコンボは $75ドル (約5,500円)です。
マップはこちらから
時刻表はこちらから
おすすめの観光コース一覧
それではここからおすすめの観光スポットを順に紹介していきます!
1.タロンガ動物園
英名 | Taronga zoo |
---|---|
住所 | Bradleys Head Road, Mosman, New South Wales 2088, Australia |
入園時間 | 9:30〜17:00 (年中無休) |
入園料金 | 下記に詳細を記載。 |
タロンガ動物園公式HP | https://taronga.org.au/ |
まず、シドニー市内からアクセスできる動物園には、
- 「Taronga Zoo (タロンガ動物園)」
- 「WILD LIFE Sydney Zoo (ワイルドライフ・シドニー動物園)」
の2択があります。
ですが「ワイルドライフ」の方は小さくコンパクトな動物園となっており、本当の意味でオーストラリアの動物たちをしっかり見れるのは「タロンガ動物園」です。
なのでこちらを訪れることを強くオススメします!
タロンガ動物園へのアクセス
市内からタロンガ動物園への行く時は、フェリーを使って対岸の港 (Taroga Zoo) へ向かうことになります。
港に到着したら、Sky Safari (スカイサファリ) というゴンドラ (ロープウェイ) 乗り場へ。
人の流れが乗り場へ向かってできているのでそのままゴンドラに向かいましょう。
(Sky Safariの料金はタロンガ動物園の入場料に含まれているので無料です。)
動物園はこのゴンドラが到着する山頂に入り口がありますので、山を下りながら園内を周るスタイルで動物と触れ合うことができます。
園内にいる動物は350種以上、約4000頭。
コアラ、カンガルー、といったオーストラリアで有名な動物はもちろんのこと、チーター、ライオン、パンダ、キリンなどの人気の動物たちにも出会えますよ。
動物だけでなく景色も楽しめる!
また、タロンガ動物園の楽しみ方としてぜひ覚えておいてほしいのが、この動物園から眺めるシドニー市街の景色です。
山の上から見渡すようにオペラハウスを含むシドニー湾が一望できますので、動物と一緒にこの景色を楽しむのもお忘れなく!
もうお察しかもしれませんが、対岸にシドニーの街を望むこの場所は、日が暮れる際のサンセットや夜景も最高に綺麗です。
時間がある方はここでゆっくり一日を過ごすという楽しみ方も良いかもしれませんね。
✔タロンガ動物園の写真スポット
園内にはキリンとオペラハウスを一枚の写真に収めることができるスポットがあります!この場所を探しながら回ってみるのもいいですよ^^
入園料金とお得情報
(出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/)
タロンガ動物園を訪れてみたいという方のために、同施設の営業時間や入園料金の情報も簡単にご紹介しておきます。
大人 | $46 |
小人 | $26 |
4歳以下 | 無料 |
特別値引 (シニア、年金受給者、学生向け) | $36 |
2Day Passとのコンボで安く
通常の料金での入園ですと、タロンガ動物園は日本円で約3,400円と少し高めです。
ですが、記事の最初の方でもお伝えした通り、フェリー2日間乗り放題であれば、+$25 (およそ1,800円) でタロンガ動物園を観光オプションに付けることが可能。
通常価格よりも1,500円以上安くダントツお得なので(※期間によってはさらに安いです。)、ぜひフェリーのオプションに付けて購入してみてくださいね。
ちなみにですが。。。
タロンガ動物園は誕生日に行けば、$1で入園することができます!事前に公式HPでの登録が必要ではありますがは(こちらから)、タイミング合えば嬉しいですよね。もしこのサービスを受けるのであれば、入園時には写真付きID(パスポートなど)の持参をお忘れなく!
2.マンリー
続いてご紹介するのが、シドニーの北側に位置する「Manly (マンリー)」という場所です。
シドニーの市内からでも比較的行きやすく、人気のビーチやビーチファッションを取り扱ったお店が多く立ち並んでいる観光地ですね。
マンリービーチへと続く通りには、おしゃれな飲食店に加えて、路上でパフォーマンスをしている人々など、すてきな雰囲気で溢れているのがこのマンリーの魅力になります。
マンリーへのアクセス
マンリーへのアクセスはフェリーが便利です。
タロンガ動物園からであれば、動物園に近い港からフェリーで約20分(市内からであれば約30分)で到着します。
ただ、このマンリーへのフェリーは本数が他の場所に比べて少ないので、船便の時間から逆算しながら観光するのをオススメします。
マンリーの魅力!
ここマンリーの魅力といったらまず一番に挙がるのがマンリービーチです。
豪快な波が打ち寄せることで知られるこのビーチは、市内のものとはまた違った雰囲気を楽しむことができるので、多くのサーファーたちで賑わいます。
もし泳ぎたい方であれば黄色いフラッグによって遊泳用のエリアが区切られていますので、それを目印にしてダイナミックな波を感じながら海を満喫してください。
(出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/)
マンリーのもう一つの魅力は、ビーチに向かって伸びている街のストリートです。
この通りは雰囲気の良いバーやレストラン、お土産屋さんなどが並んでいる場所になります。
こういったビーチ以外の楽しみ方もできるのがこのマンリーの良いところ。
路上にはライブパフォーマンスをしている人や大道芸人によるショーもよく行われていますので、マンリーを訪れる際には、この街特有の雰囲気に浸って頂きたいです。
✔ランチはフィッシュアンドチップスがおすすめ!
オーストラリアは多文化であり“これがオーストラリアの食べ物!”というものがありません。
ですが、もともとイギリスの植民地であった影響でフィッシュアンドチップスがポピュラーな食べ物の一つ。
マンリービーチ沿いのパブでランチタイムに提供されているフィッシュアンドチップスを食べながら海を眺めるのが最高ですよ^^!
3.ワトソンズベイ
この投稿をInstagramで見る
✔ワトソンズベイのここがポイント!
- 灯台を目指すウォーキング・トレイル
- ホーンビー灯台からの眺めが絶景
- できたら一日ゆっくり観光して夕飯はシドニー市内で
サウスヘッドのウォーキング・トレイルがおすすめ!
(出典: https://www.sydneynavi.com/miru/114/)
ワトソンズベイでのアクティビティとしておすすめしたいのは、半島の先端に位置するサウスヘッドのウォーキング・トレイルです。
このサウスヘッドの海沿いはシドニー国立公園に指定されており、30分〜40分ほどのブッシュ・ウォーキングが楽しめるようになっています。
トレイルからは、フェリーやヨットが行き交う美しい青い海を眺めることができますよ。
特に見逃さないで頂きたいスポットは、赤と白のストラップが特徴的な灯台・「ホーンビー・ライトハウス(Hornby Lighthouse)」です。
この投稿をInstagramで見る
ウォーキング・トレイルの折り返し地点に位置するこの灯台はからの景色は本当に格別!!
トレッキングなどが楽しめる方にはぜひ訪れて頂きたいスポットになっています。
観光のポイント・注意事項!
ワトソンズベイの船着場は左右にビーチが広がっています。
ただ、浜辺に沿って雰囲気の良いレストランやカフェ、民家などが並んではいるのですが、僕が行った限り街自体はそれほど見るところはない印象でした。
ですので、キレイな景色を楽しんだ後は、市内まで船で戻っておいしい夕食を取るのをおすすめしますね。
- 売店はトレイル入り口のキャンプ・コーブ・ビーチにあるのみ!
- トレイルの途中にはお手洗いが1箇所あり
- 夏場は水分補給や日焼け止め対策を!
- 雨の日は危険なので絶対に行かない!
最後に、ワトソンズベイは見どころが多いので、できたら一日使って楽しむのがいいでしょう。
港から半島の奥にある灯台に行って帰ってくると約1時間くらい掛かります。
ゆっくり写真を取る時間なども含めますと、まずここで2時間くらいはみていたほうが良いです。
また、今回ご紹介した「ホーンビー・ライトハウス」以外にも、ワトソンズベイには東側の海岸線に位置する、断崖絶壁で有名な「The Gap (ザ・ギャップ)」など見どころがたくさんあります。
なので、もし時間に余裕がある方であれば、一日使って楽しむのがおすすめですね!
4.ダーリングハーバー or サーキュラーキー
シドニーのフェリー観光の締めくくりとして最後にご紹介するのは、どちらも市内から歩いて行ける距離にある、
- Circular Quay(サーキュラーキー)
- Darling Harbour(ダーリング・ハーバー)
です。
市内の北に位置し、有名なオペラハウスが港の先端にあるのがサーキュラーキー。
そして、街の中心から少し西にあって、動物園・レストラン街・ショッピングモールなどがあるエリアがダーリング・ハーバーとなります。
夜景はどちらも非常に綺麗ですのでできれば両方行くことをオススメしますが、時間に限りがある場合は泊まってる場所の近くに行くというのでもいいでしょう。
サーキュラーキー
この投稿をInstagramで見る
有名なシドニーのベンチマークであるオペラハウスに近いのが、こちらの「Circular Quay (サーキュラーキー)」。
名前こそあまり知られていませんが、シドニー観光の拠点でありフェリーやクルーズ船が発着する海の玄関口として多くの人々に利用されている場所です。
このサーキュラーキーの一番の見所と言えば、やはり港町ということで夜景が非常に綺麗なところ。
海辺にたたずむオペラハウスも良いですし、会社やホテルといったビル街が海に反射しているところを見ると思わず息を呑む美しさです。
この投稿をInstagramで見る
また、オペラハウス周辺にはおしゃれなバーやパブでお酒を楽しんでいる人たちの姿が目に留まるでしょう。
時間が許す方であれば、このあたりで海を眺めながら一杯交わすのも、いつもと違った一時を過ごせて良いのではないでしょうか^^。
ダーリングハーバー
この投稿をInstagramで見る
最後にご紹介したいのが Darling Harbour (ダーリング・ハーバー)と呼ばれる港になります。
そんなに大きな港ではないため、人によっては足早に通り過ぎてしまうことも多いのですが、実はここ、東京お台場のモデルにもなったと言われている場所なんです!
そして、この場所には訪れた際にぜひ立ち寄って頂きたい夜景スポットがあるのでご紹介しておきます。
✔ダーリング・ハーバーに架かるピアモント橋
このダーリングハーバーには、港に架かる大きな橋・ピアモント橋があります。
中央を見ると橋の途中に隙間があるので予想できるかもしれませんが、大型船が通る際などに一部が旋回するようになっているのもこの橋の大きな特徴。
橋の上からの景色も素晴らしいのですが、この橋を渡ってショッピングエリア側(海洋博物館やハードロックカフェがある場所)からシドニー市内を見ると絶景ですのでぜひ覚えておいていただけたらと思います。
この投稿をInstagramで見る
✔シドニーの治安について
夜景の話をしましたので、気になる方のためにシドニーの治安について少し触れておきます。
海外なので安全面が気になる方もいらっしゃいますが、市内の中心となっているサーキュラーキーやダーリング・ハーバーは非常に安全なことで知られています。
大通りについては、女性が夜に一人で歩いていても得に問題ないくらいです。
ただ、万が一のことがありますので細い路地などは避けて観光を楽しんでくださいね!
まとめ
今回は「シドニーのおすすめ観光コース【海辺フェリー周遊編】」と題して、僕が特にオススメする以下のシドニー観光スポットをご紹介しました。
- タロンガ動物園
- マンリー
- ワトソンズベイ
- サーキュラーキー or ダーリング・ハーバー
シドニーの魅力はなんと言っても海と街が綺麗なところ。
この海辺フェリー周遊コースではその魅力を存分に満喫していただけること請け合いです!
また、フェリーは“2Day Pass”をオススメしているように、できれば2日間かけてゆっくり周って頂きたいところですが、時間に余裕がない場合は、この中からいくつかピックアップして観光しても十分楽しめますよ。